車載・モビリティAutomotive
安全運転支援や事故防止のために、ドライバーや乗員の状態をリアルタイムに把握する画像認識技術が求められています。PUXは、車載カメラ映像をもとに、顔検出・視線推定・姿勢推定などを行う軽量かつ高精度なソフトウェアを開発しています。
自動車関連メーカー様への導入実績も多数あり、開発初期の検討段階から量産化まで、ソフトウェア提供と技術支援の両面でサポートしています。
01大手自動車部品メーカー様向けドライバーモニタリングシステム(DMS)

量産車向けDMSの開発において、限られたCPUリソースでもリアルタイム処理が可能な高精度な顔・視線認識が求められていました。PUXは、統計的手法と独自開発の軽量ディープラーニング推論エンジンを組み合わせたソフトウェアを提供。GPUやNPUを使用せず、ARM Cortex-A7(1.0GHz)でもリアルタイム動作を実現しました。
また、逆光・反射・マスク・低解像度などの厳しい車載環境下でも安定動作し、顔向きの広範囲な変化(Yaw ±90°)にも対応。カメラ設置の自由度やシステムコストの低減にも貢献しています。
複数のOEM案件で採用され、性能と実装性の両立により、顧客の評価工数削減・開発スピード向上にもつながりました。
02自動車用品メーカー様向けドライバーモニタリングシステム(DMS)

通信型ドライブレコーダーを開発するお客様は、コストと開発スピードを重視しながら、DMS機能を短期間で実装することを求めていました。しかし画像認識に関する知見や実装経験が限られており、限られたリソースでの開発には大きなハードルがありました。
PUXは、乗用車向けDMSで実績のあるソフトウェアモジュールと評価用ツールキットを提供。さらに導入・実装フェーズにおいても柔軟かつ臨機応変な技術支援を行いました。
その結果、お客様は短期間でDMSアプリケーションの開発と市場投入を実現。限られたリソースでも実装可能な製品構成と、手厚いサポート体制が高く評価されました。
03塵芥車メーカー様向け巻き込まれ防止装置

塵芥車の作業員が装置に巻き込まれるのを防止するため、バックアイカメラの画像から人物を検出し、危険エリアに入ると警告を出す装置を提供しています。
半導体メーカーとの協業でボードと認識アルゴリズムを開発しました。